今日は手の痛みの治療についてお伝えしていきます。
手のひら全体に痛みが出て、握ることができない。という相談を受けました。
ご本人は特に変わったことはしていない・・・といい、強いていうならば草むしりをしたあとから利き腕ではない方の手に痛みが出るようになった。
そしてその痛みがもう1ヶ月以上続いて、悪化し続けているということでした。
みてみると、痛みの原因は主に3つでした。
1、手首の関節の噛み合わせが悪くなっている
2、手首を動かす筋肉の起始部(筋肉がつく場所)である肘部分の緊張
3、上記二つのせいで、リンパ・血流の流れが悪くなりむくみの症状がでている。
です。
平たくいうと「筋肉の使いすぎ」が原因でした。
すこし治療すると、指が曲げやすくなったので、さらに詳しく話を聞いていきました。
すると実は草むしりの他にチェーンソーで木の伐採も行ったそうで、かなりの衝撃を手に感じてはいたものの、やり出した手前、一気に片付けたくて頑張ったそうです。
負荷が強すぎた&ケアが足りなかったせいで、筋肉たちが疲労し、その結果関節のはまりも悪くなるし、血流・リンパの流れも悪くなって回復が遅くなって、症状が長引いてしまったようです。
原因となっている筋肉に鍼とマッサージを行うとたちまちよくなったので、感動して帰られました。
よかったよかった。
「何もしていないけどいたくなった」という場合もあると思いますが、「何もしていないような日常生活の中でも疲労が溜まることがある」ということなので、痛くなったら無理せずご相談してくださいね!
治療すると症状がらくになったり、そもそも痛みが出ないようにすることもできますので!